【キャリアコンサルタントが教える】初めての転職、キャリアを見つめ直すときにオススメの内省の仕方:後編

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前編からの続きです。

前編では”初めての転職を考えた時に読むべき3つの本”の紹介をしました
まだ読んでない方はこちらから

初めての転職を考え始めている方、ご自身のキャリアに少し悩んでいる方そんな皆さん向けに、何をどう考えれば次の転職先の選択に間違わない...

この記事を書いている私は、現役で某人材系会社に居てコンサルタントとして勤めています。

採用する側である企業側のコンサルタントを勤めることもあれば、転職を考えている求職者の方の相談に乗ることもあります。

何百、何千と見てきたケースの中で今回は特に27歳以下の『若手』層の転職に際してご紹介します。

絶対に無駄にはならないことを紹介しているつもりですので、この記事を読んだら是非実践してみることをオススメします。

 本記事の内容

  • 初めての転職を考えた時に読むべき3つの本
  • 転職を考えた時“まず”決めておいたほうが良い3つの軸
  • キャリアに悩んでいるあなたが使うべき転職サイト4選


前編で、初めての転職を考えた時に読むべき3つの本、に関しては紹介しましたので転職を考えた時“まず”決めておいた方が良い3つの軸から紹介します。

 

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初めての転職を考えた時に読むべき3つの本

  • 貴方は転職に際して何を最も大事に考えていますか?
  • 「職種」「業界」のチェンジは考えられるか
  • これ以上は下げられない最低年収はあるか

どうゆうことか詳しく説明します。

貴方は転職に際して何を最も大事に考えていますか?

3つと言いましたが

これが一番大事でむしろここが明確であればその他の事は正直どうでも良いです。

転職に置いて=仕事に対して

この点が明確になっていればブレることもなく、様々なことに突き進んで行けることでしょう。

と、まぁできれば簡単なんですが、私含めそう簡単に決められる事ではないので、考え方をご紹介します。

少し楽観的に考えよう

日本人は真面目なので、『自分は必要とされてないんじゃないか?』とか『自分のしている仕事って意味あるのかな?』『自分の仕事って自分のキャリアにとって将来つながってるのかな』…なんて考えたりしちゃいます。

大丈夫です。

絶対に100%と言い切れますが、あなたの仕事に意味はありますし、あなたの存在は意味があります。

なんかちょっと胡散臭くなっちゃいますが、自己肯定から初めて見ると整理がしやすいかもしれません。

市場価値、社内価値を客観的に判断しよう

前に書いてあることと少し矛盾してしまうかもしれませんが、

自身の現在の市場価値を測ることは転職活動に置いては非常に大事です。
方法は転職サイトに登録をしてみるなどいくつかありますが、まずは自己分析をオススメします。

前編で紹介した、このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法に分かりやすくまとめらていますのでオススメです。

転職で何を大事にするか(最優先するか)を考えるには自己分析が必須です。


自己分析の先にあなたの大事にしていることが明確になってきます。

自己分析の際に参考になる本は前編にまとめておきましたので、見てみてください

「職種」「業界」のチェンジは考えられるか

上記の転職に際して重要視しているポイント、が明確であれば
職種や業界のチェンジ所謂ジョブチェンジも視野に入ってくることでしょう。

一見リスクが有るように思えるジョブチェンジですが、目的が明確であれば全くリスクでは有りません、むしろ視野が広がり、世界が変わりますので、7歳以下のまだまだ若手の時代ではむしろオススメします。

これ以上は下げられない最低年収はあるか

初めての転職をしようとしているあなたにとって年収はどのくらい大事ですか?

これは、転職活動を始める前にしっかり考えておいて欲しい点です。
また可能であればサラリーマンとして年収どの程度は行きたい!
まで考えておけるとより未来が見えて良いです。

今は副業でもなんでも自由にできる時代になってきています、背伸びしすぎてサラリーマン(本業)で大きく稼ぐ必要も無い、といえば無いです。


転職において重要な事が明確な人は年収が上がる=働く目的が明確な人は年収が上がる

これは私の持論ですが、多分あってます。

勘違いしては行けないのは転職時に年収が上がるわけではない、ということです。

その後数年(場合によっては半年)で転職前の年収は越えてしまう、ということです。


なぜなら何故自分が転職したのか=この会社に転職してきたのか、が明確な人は仕事に対して前向きです、ポジティブというのはとっても大事なことですので、それだけで生産性が高まる可能性が高いと言えるでしょう。

初めての転職では年収は下げてでも目的を優先すべき

もちろん、お子さんがいらっしゃるとか、結婚など大きな出費があるから、などの理由があれば別ですが、

というか、それらがあるなら、転職のおける大事なこと、が『年収を上げること』になるはずですが。

それ以外なら、年収は優先すべきでは有りません。
自分の転職後に大事にしたい事が明確になればそれを最優先にすべきであって、年収は見ない、ぐらいの気持ちが大事です。

先程言ったように、目的な明確な人は年収が上がります
大丈夫です。

キャリアに悩んでいるあなたが使うべき転職サイト4選

ここまで初めての転職の、あなたが転職を考えた時に、まず考えた方が良い項目、思考法を紹介しました。

ネクストアクションです、ここまで来て始めて各種転職サイトへ登録をしてみましょう、前後することはありですが、自己分析がない状態で転職サイトへ登録しても時間の無駄ですのでそれは認識してください。

  • その①:リクルートエージェント
  • その②:リクナビNEXT
  • その③:JACリクルートメント
  • その④:専門職種特化型ブティック系エージェント

その①:リクルートエージェント

言わずもかな人材業界トップのリクルートグループの転職エージェント業の会社です。

転職エージェントと転職サイトの違いはこちらで紹介してます

メリット

最も大きなメリットは業界最王手ですので、求人の量、種類が業界内でも圧倒的に多いです。特に初めての転職であるあなた向けの求人も多く取り扱っていますので、とりあえずの登録をオススメします。

リクルートエージェントに登録することで、ご自身の現在位置、どんな仕事が紹介されるのか、自分の転職置いて重要視している点が叶いそうな仕事がどの程度あるのか、といった試金石になると思います。

デメリット

27歳以下の若手層であれば、正直リクルートエージェントに登録することによるデメリットはほとんどないと言っても良いでしょう。

ただ、営業担当の『当たり』『ハズレ』は残念ながら存在します。

向こうも同じ人間だからこればっかりは仕方が無いです、相性が良くないなーと感じたら正直に担当変更を依頼しましょう。

業界として普通の事ですので、特に気にする必要も有りません

その②:リクナビNEXT

メリット

リクルートエージェントは転職エージェント、紹介型のサービスなので基本的に求職者である皆さんは『待ち』の転職活動になります。

リクルートエージェントの営業担当から求人の紹介があるまでは特にアクションが出来ません。

一方でリクナビNEXTは求人サイトなので、自分で求人を探して応募をすることができます

やはりリクナビNEXTも業界最王手ですので、求人の多さが最大のメリットです。時間をかけてゆっくり希望に合った求人を探しましょう


求人サイトのビジネスモデルも理解した上で転職活動を行いましょう

デメリット

どうしても求人サイトの性質上『時間がかかる』ということと『若干求人探しに知識が必要』ということです。

初めて転職活動をする場合や、あまり転職に慣れていない方だと、求人票の見方や面接の進め方に少し苦労するかもしれません。

そんな時はリクルートエージェントを始めとする転職エージェントに助言を求めたりするのも良いと思います。

その③:JACリクルートメント

メリット

JACリクルートメントも転職エージェント型のサービスです。
営業担当に希望を伝えて、営業担当が求人を紹介してくれるタイプですね


外資系求人に強いです

希望して例えば『英語を使った仕事』や海外と関わりのある仕事がしたい、などの希望がある場合はJACリクルートメントに登録することをオススメします。

国内人材系企業の中では外資系案件を最も多く扱っている会社です

デメリット

メリットにあるように外資系に特化している会社なので、
どうしても案件数が少ないです。

あなた次第ではありますが、数件の求人の紹介でどこかに決める(入社する)事を迫ってくる可能性あります。
意思をもって自分の希望を伝えられれば大丈夫です。

やはり自己分析が的確にできている事が大事です。

その④:専門職種特化型ブティック系エージェント

メリット

あなた自身が現在、または希望として専門職種や専門業界を希望している場合は、それらに特化した転職エージェントに登録することをオススメします。

餅は餅屋といいますからね。

求人の多様さと、経験に基づいた知見には価値がある。
金融系、メーカー系、アパレルブランド系、等各種特価型の転職エージェントがありますので頼ってみてはどうでしょうか。

デメリット

特化型なので求人数が少ない、営業担当も少ない。

この2点かな、と思います。

営業担当が少ないというのは特化型エージェントなのでそもそも在籍のスタッフ数が少ない、ということになります。
こればっかりは仕方が無いことなので、営業担当との相性は運に任せましょうw

まとめ

初めての転職を考えている方がまず取るべき行動は下記の3つです。

  • その①:転職おいて一番大事にしたい事を明確にしよう!
  • その②:自己分析を行って自分の『強み』『軸』を明確にしよう!
  • その③:初めての転職のあなたにあった転職サービスに登録しよう!