継続は力なり。
その言葉が1番あてはまるのが読書だと思います。
インプットだけでなくアウトプットもしっかり行うことで自身の血肉としていきましょう
今読んで欲しいオススメ本今回は第六弾となります。
過去のアーカイブはこちらになります。
✓ 今回ご紹介する本
- 題名:達成の科学
著者:マイケル・ボルダック
- 題名:クラウド誕生
著者:マーク・ベニオフ
- 題名:勝者が一瞬で敗者になる時代のサバイバル術
著者:山本 真司
- 題名:How Google Works (ハウ・グーグル・ワークス) ―私たちの働き方とマネジメント
著者:エリック・シュミット (著), ジョナサン・ローゼンバーグ (著), アラン・イーグル (著), ラリー・ペイジ
- 題名:GE 世界基準の仕事術
著者:安渕聖司
- 題名:ジャック・ウェルチ リーダーシップ4つの条件
著者:ジェフリー・A・クレイムズ
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達成の科学
著者:マイケル・ボルダック
マイケル・ボルダック/吉田裕澄 フォレスト出版 2015年01月
【概要】
- 思考は原因であり、状況は結果である。
- 願望とは全ての富のはじまりである。…ナポレオン・ヒル。
- 痛みと快楽を理解し、コントロールする事が成功への最大のカギである。ポイントは2点。
①モチベーションを与えてくれる、長期的ゴールを持つ。…長期にわたって得られる快楽にフォーカスする。 ②自己規律。…短期的な犠牲を払うことのできる能力。
- 例えば1日5分でいいから運動すれば、それが習慣になり、基準を広げて10分、20分とできるようになる。
- モチベーションが最初に動くきっかけとなり、習慣がその後前進し続ける力になる。
- ロケットの打ち上げのように、最初にほとんどの燃料を使えば、その後はそれほどの力を必要としない。
- 人生を変える方法は1つしかない。それは自分の基準を上げることだ。
基準を上げるとは、ShouldをMustに変えるということです。
- ゴールを達成したところを想像してみてください。そのゴールを達成した今、あなたには何が見えますか?
- 粘り強さが成功の秘訣の一つである。
- 私達が信じることや考えることが感情に影響を与え、感情が行動に影響を与え、行動が結果に影響を与える。
- 新しい習慣を形成するには、最大66日かかる。
- 挫折をポジティブに捉え、教訓をフィードバックとして得る。
- 失敗しない唯一の方法は、行動すること、やめないこと。
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『達成の科学』を読んで明日から活かせること
■まずはゴールをイメージしてみること
次に、実現できた時の、見える景色、気持ちをイメージする事。 そのとき、ワクワクした気持ちが起きるか。 その為なら、何でも頑張れると思えるか。
これ、今自分が関わっている仕事、プロジェクトをどこまで想像できるか
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あなたがマネージメントレイヤーで部下がいるなら
メンバーと話をすると、長期的ゴールをイメージできていない人や
今の自分の悪い点にフォーカスしてしまっている人がいませんか?
そこを改善する事で、活路が見いだせる可能性があると思いました。
大事なことはゴールをより鮮明にイメージさせることです。
クラウド誕生
著者:マーク・ベニオフ
マーク・ベニオフ/カーリー・アドラー ダイヤモンド社 2010年05月
【概要】
- ダライ・ラマとの謁見で、自分の使命を見つけることと、社会奉仕の重要性を説かれた。
- 事業経営と奉仕活動は両立できる。
- ソフトウェア企業とソフトウェア技術モデルの終焉をビジョンにすると、この頃から考えていた。
- 物事を成し遂げる原動力は、信念である。
【マーケティング戦略】
- 失敗する可能性など、はなから考えなかった。
- 差別化を優先し、No Softwareのロゴを採用した。
- マーケットリーダーを敵として、挑戦者になろう。
- 孫子の兵法書で学んだ事を実践している。
- メディアは友人である。
- たとえで伝える。セールスフォースはAmazonとシーベルが合体したようなものだ。
【イベント戦略】
- MCハマーからセールスフォースのストリートチームをつくる事を提案された。
- 見込み客は会社側の話よりもユーザーの体験談を信じる。
- イベントはメッセージだ。場所はブランドのメッセージを伝える。
- 参加社の数よりも内訳が大事。見込み客、ジャーナリスト、既存客を一堂に集める。
- ネットワークづくりを促進する。参加者同士の交流をもってもらう。
- 第一級のイベントを計画し続ける必要がある。
【セールス戦略】
- 引き合いの獲得は、はじめは無料トライアルが最も効果的。
- マーケは空軍、営業は地上戦。
- 最初はテレセールスをコーポレートセールスと呼んでいた。
- セールスフォースでは、コストの問題でテレセールスが生まれた。
- 顧客獲得のポイントは、既存客の成功事例を話すこと。
- 最初から割引しない、製品価値が毀損するから。
- 営業は数が大事。どんどん雇うべき。
- 準備こそすべて。見込み客の事業、製品等を理解する。
【テクノロジー戦略】
- 顧客がサービスをどのように利用しているのか、なにを利用し、なにを利用していないかを理解する。
- アップルは自社の厳格な基準を満たす製品だけを受け入れているのでうまくいっている。
- 顧客のアイデアを管理することで、スターバックスはさらに顧客から愛されることになった。
【CSR戦略】
- 非営利組織と営利組織の両方の経験を持つリーダーが社会貢献活動に必要。
- 株式の1%をセールスフォース・ドットコムファンデーションに振り分けるというコミッションをもった。
- 1-1-1モデルで、株式、就業時間、製品の各1%を社会貢献に使っている。
【グローバル戦略】
- グローバル戦略を行うとき、創業当時を思い起こすと役に立つ。
- 地元の社員に会社のDNAを注ぎ込む。
- 段階的な成長を理解する。
- 一時的に優秀な社員を派遣する。伝道師と呼んでいる。
【財務戦略】
- ベンチャーキャピタル以外の資金調達戦略も考える。
- 財務に限ってのみ、成功が保証された、確実な方法をとるべき。
【リーダーシップ戦略】
- V2MOMという経営プロセスを開発した。ブイツーマム。
- 人材採用は営業戦略と同じ。
- 全員一致ルール→ひとりでもNoなら採用しない。
- 素早く採用し、素早く解雇すること。
- すべてのひとを成功させよう。
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『クラウド誕生』を読んで明日から活かせること
■成功している企業のケーススタディを学び続ける
セールスフォース、Google、アマゾン 成功している企業には必ずと言っていいほどノウハウがある
インプットし続けることで自身の思考に深みを増していこう |
勝者が一瞬で敗者になる時代のサバイバル術
著者:山本 真司
【概要】
人生の意味についての考察に至るまで、今の時代を生き抜くために役立つノウハウ満載の本
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謙虚に努力せよ。薄っぺらいスキルに意味はない。
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あなたの実力は、ごまかせないよ。ちょっと勉強するくらいじゃ、たかが知れてるよ。遊ぶのはOKだけど、軽薄な、ずるい生き方はしないほうがいい。
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人は半年で変われる!
失敗にくよくよする人、失敗に落ち込む人、失敗に奮い立ち再起を誓う人。そんな人は正常な成長の過程にいる。失敗にはガツンとぶつかり、反省し、行動を変える材料にしよう。逃げちゃいいけない。問題は、失敗を避けようとして、自分のエネルギーの使い方を間違える人。
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全ての失敗から学ぶのが大事。失敗したら、何に失敗したかを誰にも見せない手帳に書こう。そして何が原因で失敗したのか考えよう。そうしたら、今日から何をすべきか、どんな行動を変えたら良いのか考えよう。手帳にメモしよう。
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メモは毎日眺めよう。最初の一ヶ月は、毎日メモを見ないと忘れちゃう。一ヶ月経ったら頭に染みつく。
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半年あれば、何歳になっても人は変われる。だから、学ぶことに価値がある。学んで、自分を変えられるから、そして成長できるから。そして、自分の理想を実現しよう。
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わがままに、利他を目指せ!
自分がわがままに生きて、振る舞って、他人に迷惑をかけてしまえば、悔いが残る。
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自分がわがままに、好きに、楽しく生きるというときの大前提は、他人のために生きることが楽しいと思えることだ。利他と利己は矛盾しない。
利他を目指す利己は、どんなにわがままでも良いのかもしれない。
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『勝者が一瞬で敗者になる時代のサバイバル術』を読んで明日から活かせること
How Google Works (ハウ・グーグル・ワークス) ―私たちの働き方とマネジメント
著者:エリック・シュミット (著), ジョナサン・ローゼンバーグ (著), アラン・イーグル (著), ラリー・ペイジ
エリック・シュミット/ジョナサン・ローゼンバーグ 日本経済新聞出版社 2017年09月05日
【概要】
優秀な人材をいかに採用し、力を最大限に引き出し、会社に残ってもらうか。
スマート・クリエイティブと彼らの呼ぶ、発送が自由でかしこく、
情熱的な人材を中心にGoogleが如何に成長してきたことを、
実際のエピソードとエッセンスをまとめた形で、紹介している
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『ピザ2枚のルール』
一つのチームはピザ2枚で足りるくらいの規模にとどめなければならない、とある。
小さなチームは大きなチームより多くの仕事を成し遂げることができ、内輪の駆け引きに明け暮れたり、手柄が誰のものになるのか思い悩むことも少ない。
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『狭いところに押し込める』
スマートクリエイティブは、よりコミュニケーションの取りやすい環境に押し込めたほうがイノベーションをうみやすく、成果を発揮しやすいという。騒々しく山ほど人のいるオフィスでは、熱気あふれるエネルギーが渦巻いている
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『How Google Works』を読んで明日から活かせること
■組織のヒノモトを絶やしてはいけない
組織とは生き物である。 熱気のある組織はそれだけで、計り知れないエネルギーを生む。 一方で熱気のない組織はそれだけで自然と衰退していってしまうものだ。
組織の空気には常に触れていたい、そして自燃のできる組織がやはり強い |
GE 世界基準の仕事術
著書:安渕聖司
【概要】
人を育てることにかけては最も優れている会社なのではないでしょうか
- GEは劇団四季型。仕事が決まっているというより、人を重視し色々な仕事を生み出す。
- ストレッチアサインメント→成長の為に、積極的に新しいチャレンジに取り組ませる。
- 約120年の歴史でCEOは9人だけ。
- 例外なく、常に事業を見直す。プラスチック事業部の売却が良い例。
- 自分たちが技術的優位にあるか、イノベーションを起こしたとき、そのリターンをとれるのか、がポイント。
- GEは世界が必要とするものを提供する企業であり、特定の事業をやるための企業ではない。事業は手段でしかない。
- GEには経営企画部門がない。経営者自らが情報をとり、仮説検証を行う。
- CTQ(Critical to Quality)→仕事の質に対して最もクリティカルなものは何か。
- ジェフ・イメルトから強いメッセージを部下に繰り返し発信し、情報を共有して一枚岩になる。
- リーダーシップの定義が明確。人材の育成にリーダーたちがコミットしている。
- 社員一人ひとりがリーダーシップを持って仕事をする事が求められる。
- リーダーに必要なもの→①リーダーシップスキル②ビジネス知識、能力③専門知識、能力④グロースバリュー。
- グロースバリューが最も重要。時代によって変わる。
→現在は5要素。外部志向、明確で分かりやすい思考、想像力と勇気、包容力、専門性。
- 評価は、業績とグロースバリューが半々。グロースバリューは、バンドという階層ごとに具体的な達成目標がある。
- それぞれ、改善必要、期待通り、期待を上回る、の3段階で評価し、マトリクス化して見える化する。→ナインブロック。
- 評価する側も、その評価が適切かを上司と確認するシステムがある。→セッションC。
- ジェフ・イメルトは、社員の育成、評価に30%以上の時間をつかう。
- トレーニングによっては、三週間、一週間、まるまる時間をつかうものもある。
- あらゆるところで見ている、見られている、カルチャーがある。
- GEのリーダーは、自分の部下を積極的に売り込む。
- 権力闘争は少ない、理由は、グロースバリューを大切にしている事、成長している事の2つ。
- アシミレーションという、上司抜きで部下だけで話し合い、それを上司にフィードバックする場がある。
- スキップレベルという、上司の上司が、上司抜きで部下と話し本音を聞く場もある。
- 社内では、役職ではなく、さん付けで呼ぶ。ジェフ・イメルトもファーストネームのジェフと呼ばれる。
- グローバルな場では、何を言っても構わない。逆に、空気など読んでも仕方ない。
- リーダーに問われるのは、厳しいところで踏ん張れるかどうか。
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『GE世界基準の仕事術』を読んで明日から活かせること
■こちらも成功企業からのモデルケース
- リーダーシップの定義が明確。人材育成にコミット。
- ナインブロック等の各種評価システム。
- 長期トレーニング研修。(今は現実的ではないですが。。)
- スキップレベル。
身に付けるべきスキルの明確な定義、それに対する評価、人材育成へのコミットが素晴らしい
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ジャック・ウェルチ リーダーシップ4つの条件
著書:ジェフリー・A・クレイムズ
ジェフリー・A.クレイムズ/ジェネックスパートナーズ ダイヤモンド社 2005年11月
【概要】
情熱を持ち、自分の軸=原則をはっきりとさせビジョンを明確に伝えていけるか圧倒的リーダー論を学べる
- ジャック・ウェルチが指揮をとった二十余年の間に、GEは企業価値が30倍以上になった。
- 4Eの考え方。
・Energy ・Energize ・Edge ・Execute
- 4Eモデルの先行モデルとして「頭脳、心、ガッツ」があった。
- 情熱的なリーダーを登用する。
- 組織の価値観に忠実な社員に成功のチャンスを与える。
『Energy』
- 情熱があるというのは、声が大きいとか、言動が派手だという意味ではなく、内面からにじみ出るもの。
- ワークアウト=自分が思う事を発信し討論できる場を与える為の会合。
- 会社の価値観に忠実になれないならば、よそで仕事を探せ、と遠慮無く言い渡していた。
- 原則を守り、変化を驚異ではなくチャンスと見る。
『Energize』
- 他の人を育てるという精神がなければ、リーダーになる資格はない。
- リーダーシップとは、ビジョンを明確にし、そのビジョンに従って他人を行動させる能力である。
- ジャック・ウェルチは組織構造を簡潔化し、ナンバー1、ナンバー2になる事業にこだわって事業売却や再編を進めた。
- 簡単な目標を達成するよりも、高い目標を掲げてわずかに及ばない方がはるかに良い。
- ストレッチ・ゴールを設定する。
『Edge』
- ウェルチにとって、ビジネスとは勝利だった。
- リーダー養成には、数週間、数ヶ月ではなく、数年間を要する。
- GEでは、マネージャーは直属の部下を3カテゴリに分けた。トップ20%、活力ある70%、底辺10%。
- 底辺の10%は何が何でも解雇する。
- ウェルチ時代のGEは、1,200件以上の企業買収を実施した。
『Execute』
- 長年、3つのEだった所、結果が出ない面があり4つ目のEが追加された。
- ウェルチは、マネージャー一人が担当する部下の数を2倍にした。
- 実行の為のオペレーティングシステムを導入する。
- 業績の振るわない社員、事業を常に選別する。
- イメルトは一貫した実行力を持っており、抜擢された。
- 会社の目標を追求するなかで自分も成長していると社員が確信できれば、火がつく。
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『ジャック・ウェルチリーダーシップ4つの条件』を読んで明日から活かせること
『4E』全て反復復習して実践していく価値がある!